孤立型アスペルガー症候群の恋愛
自分以外の他者と感情を共有することが少なく、他者への興味も愛着もありません。ですから、恋愛は受け身になります。
アスペルガー症候群は記憶力が良く、勉強が出来るので学生生活を無事にクリアして高学歴の人もいます。特に孤立型は、男性だと成績優秀でおとなしい人、女性では成績優秀で謙虚な天然ボケキャラに見られるので、恋愛感情を持たれます。
つき合い方
孤立型は受け身なので、恋愛はリードしてもらう側です。相手の感情に無関心で自分の感情も出さないので、付き合いを続けたいと思うのなら、感情表現や共感を示す態度をとる努力が必要です。
相手は自分が愛されているのか試す態度をとっても、本人が気付いてくれないので不安になります。態度で示しても気が付かないから言葉で愛情表現を求められることもあります。感情をくみ取れない孤立型にとって、関係の積極性を求められる恋愛は荷が重く疲れます。
受け身でいいことも
孤立型の恋愛は相手次第で上手くいきます。相手が「恋をしている自分が大好きなタイプ」でアスペルガー症候群の孤立型の特徴を、「自分の言うなりになる都合のいい人」と思っている人なら相性が合います。
「運命の出会い」という言葉の通り、恋愛の形は様々です。お互いの性質が上手くかみ合う相手に出会えば、良い恋愛が続きます。
自分の時間が必要
アスペルガー症候群の孤立型は、必要が無ければ自分から連絡を取りません。今は携帯でいつでも連絡が取れてしまうので、相手から連絡があるとしんどくなりますし、自分の好きなことをする時間も無くなって精神的に追い込まれます。恋愛でも結婚でも、ひとりになる時間が必要です。
無理はしない
受け身の恋愛なので、恋愛関係を続けたければ、相手に自分の特徴を分かってもらいましょう。感情が無いわけではなくて表現が下手なことや、無関心なのではなくて気付かないだけなのだということを説明します。相手がそれでも不満なら、もう無理をしないでいいのではないでしょうか。恋愛はしたければすればいいし、したくなければしなくてもいいのですから。
※関連カテゴリー：アスペルガー症候群の恋愛・結婚
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